2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin 大人の場合 海外ではハンチントン病にもリハビリテーションが行われているようです。 わが国ではどうですか?また、効果はどうでしょうか? 病気が進行するとあまり体を動かさなくなってしまう患者さんが多いです。 このような場合、運動量が少ないために二次的に運動機能が落ちてしまうことが多いので、理学療法は大変有用です。また、精神症状や認知機能低下に対して作業療法 […]
2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin 大人の場合 ろれつが回らず、言っていることが解りません。どんな方法でコミュニケーションをとったらいいでしょうか? まずゆっくりお話ししてもらいましょう。本人が何か言いたいときは、長い 文章で話してもらわず、重要な単語のみを言ってもらいましょう。その際、指を折りながら話していただくと一つ一つの発音がはっきりしやすくなります。本人から […]
2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin 大人の場合 食べ物を一度に詰め込んでむせます。どうしたらいいでしょうか? 食べ物の詰め込みはこの病気の症状の一つです。この病気では速いスピードで口の中に食べ物を入れることが多く、口の中は食べ物が詰め込まれた状態になり、 飲み込みきれなかった食物でむせてしまいます。ゆっくり食べるように声かけをす […]
2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin 大人の場合 食べ物をみるとすぐに食べられないと暴れます。どうしてですか? 我慢ができないのはこの病気の症状の一つです。また、不随意運動が激しいとかなりカロリーを消費するので、他の人よりもおなかがすくことが多いのも確かです。お食事の時はできるだけすぐに食べられるものを用意しておいてください。 ま […]
2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin 大人の場合 内服治療は必要ですか? 不随意運動や精神症状を抑えるお薬を適切に処方してもらいましょう。ご本人やご家族は不随意運動を抑える向精神薬が増えることをあまり好まれない場合が 多いですが、適切な量を調整することで、薬のために眠くなったり、ボーとしたりす […]
2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin 大人の場合 仕事はどのくらいまで続けられますか? ハンチントン病患者さんの症状の程度や進行は本当に様々です。そのため、 たとえば舞踏運動が出て発症したことに気づいてから、○年で仕事ができなくなる とは言い難いです。仕事は本人の負担にならなければできるだけ続けてほしいと思 […]
2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin こどもの場合 若年性ハンチントン病と診断されています。一年前は歩いていたのに、もう車いす生活です。進行が速くどういうふうに対応すべきか困惑しています。どうしたらいいのでしょうか? 若年型ハンチントン病では、成人型と比べて症状の進行が早いことが特徴です。若年型では発症年齢が若年であればあるほど進行が速く経過が短くなります。 肺炎などの感染症や体重減少に注意しながら、出現する可能性が高い症状を予測しな […]
2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin こどもの場合 子どもがハンチントン病です。最近痩せてきました。栄養はどうしたらいい でしょうか? 症状の進行に伴って、摂食嚥下障害(食事をうまく食べることができない、 飲み込めないためむせる)が認められるようになります。ひとくち毎の食塊を小さくしたり、食形態を咀嚼が容易な押しつぶし食やペースト食にしたり、トロミをつけ […]
2019年12月15日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin こどもの場合 診断されるまで長い時間がかかりました。診断は難しいのですか? 若年型ハンチントン病では、発症時に運動症状を示す方は 1/3 のみで、精神 症状や認知機能障害で発症することが多いようです。したがって初期には成人型ハンチントン病でみられる舞踏様不随意運動などの典型的な症状がなく、ほかの […]
2019年12月5日 / 最終更新日 : 2020年1月13日 jhdn_admin こどもの場合 知能低下が進んでいます。どのように対応したらよいでしょうか?知能低下を止めるてだてはありますか? 残念ながら現時点では、病気の進行を止める根本的な治療法はまだ開発されていません。現在ある症状に対する対症療法やリハビリテーションが治療の中心と なります。しかし、様々な治療法が動物モデルや、ヒトを対象とした臨床試験で幅広 […]